トンボイの友達

（パッと見ると男に見えるんですけど）

ご無沙汰をまたしてしまいました

昨日エラの同じ出身地の女友達のテニアンで仕事をしていた友達がフィリピンへ今朝のフライトで帰国するため我が家へ前泊させることになっていて泊まっていきました。向かって右が帰国をするライラさん、左が見送りに来たその友達です。

何となく、違和感を感じませんか？このお二人日本で言うところのお釜の反対でおなべ、フィリピンではTOMBOY（トンボイ）（ちなみにオカマはバクラと言います）なんですけど実にいい女性（男性）で、要するにエラの友達はライラ（男性名BOK)の彼女になるわけです。

だいぶ前から泊まることは聞いていて私自身は気にしないのでいいよといっておりました。逆に彼女（彼ら）のほうが気にしていたようです。

（Kohtaroも仲良く遊んでもらいました）

フィリピンでは非常に多くそしてもっと寛大に彼らまたは彼女達を受け入れています。バクラは美容院で働いている人が多いです（ちなみに私もKohtaroも切ってもらっているのはバネッサという絶対にそんな名前負けしそうなオカマです）トンボイは普通に仕事してますねここでは、まあ見えない差別はあるかもしれません。


（この人も見た目と違い非常に優しい紳士？な方でした輝次郎の顔でわかりますね）

私は意外とストレートに物を話すのですぐに打ち解け、何のためらいもなく過ごしました。通常の仕事をしていても接する機会は意外とあるので問題なしです。ライラはテニアンダイナスティでカジノのディラーとして働いていました。以前はシンガポールや豪華フェリー内のカジノで働いていたようです。

聞くと５歳のときには自分が女ではなく男であると意識していたようです。スカートなどは嫌いで服装も非常にボーイッシュなものだったようでそのまま現在に至るとなるようです。フィリピンでは稼ぎがいいのは女性でバクラにする例はけっこうあるようで、何か祭ごとがあるとオカマコンテストだのが良くやっています。しかし、意外とトンボイには冷たい目で見る向きもあるようですが、ちゃんと彼女（？）もいるし基本が女性だから優しいんでしょうね、きっと

飲みながら色々と話をしましたがかなり面白い話でした実際エラにも実はトンボいの妹がいて、私ももちろん知ってるしサイパンにもkohtaro面倒できてくれてました。でもお母さんやエラは実の身内ではちょっと頭抱えてました。お母さんは今でも許してません。しかしこれもなかなか可愛い彼女が沢山いてネットで見せてもらいましたが、今度フィリピンへ行く際には２人でマニラの繁華街へ行きたいと思う義理の兄でした

ここにいると色々と日本では体験しないこともよく体験させられます。島国日本にいるとまだまだ偏見は多いと思いますが、人それぞれでこのお２人はちゃんと常識のわかる数少ないフィリピン人でした（基本の常識は逆ですが）で、今朝ちゃんとサイパンをライラさんは出発して行きました。

わが息子２人には、そのまま男としていってほしいです（おねがい）